時間がたつと忘れるので、思い出せる範囲でまとめました(実際には、解答欄はほとんど埋めました)

TACとマンパワーの速報を考慮した自己採点を載せます

事例Ⅰ 46点
事例Ⅱ 45点
事例Ⅲ 45点
事例Ⅳ 50点
合計  186点

下駄履きでも苦しい感じですね。
昨年度より難易度は高かったとの事なので、若干の期待をもちながら、でも来週から来年に向けての学習を開始します。

<事例Ⅰ>46点

第1問(配点20点 自己採点 12点)
A社の強みは安全安心なコンセプトにこだわりつつも、大都市への進出、創作菓子の取組、新しい販売方法の取入など成長志向の強さであるが、B社の強みは創業当初から勤めていた菓子職人の技術力である。

第2問(配点20点 自己採点 5点)
理由は、社外のコンサルタントに依頼して新しい創作菓子の開発に取組む積極性をもつA社の組織文化と、技術にこだわる職人の組織分化の違いを懸念したからである。

第3問(配点20点 自己採点 15点)
F社は人員整理が済んだ状態で全社員50名中20名がパート社員で、A社は120名中約100名がパート社員であった。合併後の売り場の整理統合などで約40名の人員整理を行ったが整理の中心はA社パートと考えられ、A社の従業員のモラールが低下した。

第4問(配点20点 自己採点 6点)
課題である新作菓子を生み出す体制の整備のためにF社のベテラン洋菓子職人の責任者にする事で卓越した商品開発のノウハウの備えを実現した。

第5問(配点20点 自己採点 8点)
短期的に売上を増進させるために、大都市圏のデパートやスーパーにF社ブランドの洋菓子を投入するとともに、店員への洋菓子販売の教育を行うことで収益を拡大する。


事例Ⅱ(45点)

第1問(配点20点 自己採点 10点)
プロ志向に応える大手チェーンへの差別化戦略は、商品面で初心者や家族連れをターゲットとした品ぞろえを行い、サービス面で評判の高い顧客対応力で差別化を行う。

若者向けのスポーツ洋品店への差別化戦略は、商品面で高齢者をターゲットとした品揃を行い、サービス面で評判の高い顧客対応力で差別化を行う。

第2問(配点20点 自己採点 10点)
人口の割合が増加しマラソンに興味をもつ高齢者
フットサル需要の見込める学生

第3問(配点40点 自己採点 20点)
フットサルの教室運営事業を行う。理由は顧客層である小中学生・中高年などでも気軽に参加でき、需要の増加という事業機会もあり、近隣の大学生を講師に使える可能性もありさらに事務局運営のノウハウなどが生かせるからである。

高齢者向けの飲食業と簡易シャワーの併設した事業を行う。理由は銭湯が混雑しており需要が望めることと、ランナーグループの社交場ニーズがあるからである。これで顧客の拡大を図る。

第4問(配点30点 自己採点 5点)
町おこしで行う予定の市民マラソンや毎年秋に行われる秋祭り、また注目されている耐火建築の蔵造りのある城下町という事で観光客の増加が見込まれるので、HP上で様々な案内を行いアクセスを増やし、来訪者を増加させ自社の売上増加も図る。


事例Ⅲ(45点)

第1問(配点10点 自己採点 8点)

比較的売上好調なインテリア用品・生活用品を扱う小売店との直接販売が300社の得意先中800%を占めることと、安全志向にマッチした無害な高額家具が幼児を持つ若い主婦に受け入れられた事で安定した業績を維持している。

第2問(配点40点 自己採点 17点)
170アイテムある自社ブランド製品の在庫管理を営業が行っていること、また月に1度の製販会議のあと情報交換がなく短期の見直しも行われない為に月間販売予測以上の生産が行われる事で在庫が過大になり、販売量の少ない商品の外注依存度の高さなどから欠品が生じている。

対策は月に1度の製販会議のあとの短期的な見直しを行う事である。

第3問(配点40点 自己採点 15点)
メリットは①継続取引による収益安定、②工場の稼働率アップと生産工場による単位あたりのコスト削減である。

課題は取引の依存度が高まり取引先の景況で収益が不安定になる可能性があり、また納期優先となり自社製品の生産が後回しになる恐れがある事で、対策は第2問で対応した生産面の対策を講じる事で生産能力をUPする事である。

第4問(配点10点 自己採点 5点)

重視すべき情報は見込生産では需要予測であり受注生産では納期情報である。管理ポイントは見込生産では出荷情報であり受注情報では工程管理である。

事例Ⅳ(50点)

第1問(配点40点 自己採点 28点)
売上高総利益率 25.08%(長所)
 先進国だけではなくアジア諸国でも順調に売上を伸ばすY社向けにOEMを行っているので、工場の稼働率が高く単位あたりコストが低減されたから

有形固定資産回転率 2.62回(短所)
 中核都市の駅前で手狭になった本社対策に隣地の不動産を買い増しした為、売上に対する固定資産の効率性が低い

棚卸資産回転率 7.11回(長所)
 先進国だけではなくアジア諸国でも順調に売上を伸ばすY社向けにOEMを行っているので、棚卸資産の効率性が高い

第2問(配点20点 自己採点 0点)
8.45%
バラツキ小さい

第3問(配点20点 自己採点 10点)
 5,105百万円
 -330百万円

 5,157百万円(最初4472にしておきながら、やり直しで痛恨のミス)

 営業利益に対する貢献利益が減少し財務の安定度増す

第4問(配点20点 自己採点 12点)
-860(万円)

ドルのプットオプションを購入し満期日が取引日よりも円高であれば行使する

長所は取引日と満期日の為替レートを比較し、取引日よりも円高であれば権利を行使し、円安であれば権利を放棄するように柔軟な対応ができる事である。短所は、権利放棄時にもオプションプレミアムが発生する事である。