7組の方より質問があったので、掲載します。気になる方はご覧ください。
H23年の前期試験の固定資産台帳の電気設備の償却額の確認
取得日 H14年4月21日
取得原価 9,842,460
期首簿価 536,244
償却可能限度額 9,350,337(9,842,460×95%)という事は旧定率法での最終残は492,123・・・①
耐用年数15年(旧定率法 0.142)
通常の定率法で計算すると 536,244×0.142=76,146.・・・
76,146を償却すると
536,244(期首簿価)-76,146(当期償却額)=460,098となり
①を下回ってしまいます
①が最終残なので、下回るとまずいのです
そこで、536,244-492,123=44,121を減価償却費とする事で、当期の期末残を492,123とします
翌年からの償却は(492,123-1)÷5=98,424となります
ただ今日もお話したように、この試験で減価償却費を算出する事はリスクが高すぎます。
知識を加えることは大事ですが、試験が時間との戦いという事を忘れないでください。